


大村紙業はお客様の身近に生産拠点やサービス拠点を設けるという分散主義をとっています。これにより、輸送距離の短縮化が可能となり、納期のスピードアップ、輸送コストの低減を実現しています。さらに自社配送システムにより便利なサービスを提供していきます。
分散主義により、お客様の声を直接聞くことができるために、つねにお客様の立場に立ったサービスを提供することができます。たとえば、製品企画を行なう上で、お客様のニーズを的確にくみ取った上で、収納する商品にとって有益な梱包とは、包装とはどうあるべきか、また付加価値の高い段ボール製品とは何かということを提案していきます。

段ボール製品には、収納する商品の形状や特性、物流条件に応じて、構造、耐久性、撥水性、表面デザインなどに多くの制約があります。私たちは、一品種ごとにオーダーメイドという時代に対応するため、徹底したコストパフォーマンスを追及し、その上で素材、構造、強度、設計などあらゆる角度から綿密な検討を重ね、最高の段ボール製品に仕上げます。
また、撥水性・防湿性に優れた耐水段ボールや蒸散作用をほどよく抑制し、“花のしおれ現象”を防ぐフラワーカートン、青果物の種類や条件により、新鮮さをそのまま運ぶスタイロ段ボールなど特殊加工、機能製品に至るまで、多彩な製品を提供しています。

たった一本の木も、たった一枚の紙も、私たちにとってはかけがえのない資源です。大村紙業は、有限の資源を無駄なく製品づくりに応用したいと考えています。すでに古紙を利用した新製品の開発、段ボール→古紙→再び段ボールというリサイクルの推進などには積極的に取り組んでいます。そのうえ、現在問題となっている発砲スチロールの代わりとなる緩衝材の開発や、プラスチックトレーを再生可能な紙へ転換するアイディアなど、再利用と環境汚染防止の双方に役立つ工夫をつねに心がけています。

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